MT2000Ⅱの紹介について (Japanisch)
今年新発表した第2世代のMT2000Ⅱは第1世代のMT2000より出力電流を増加して、制御ソフトウェアをアップグレードしました。
また、100V・200V兼用なタイプなので、出張工事でも電源確保が簡単です。
この一台で半自動溶接(ノンガス・ガス・ミクスガス兼用)/ 手棒溶接 / WIG溶接と様々な溶接が可能です。
MMA手棒溶接
Hot Start
溶接スタート時に瞬間的に電流値を上げ、アークスタートがスムーズに行えま
す。
Lichtbogenkraft
溶接棒が溶けていく中で、対象物との距離が離れても一定まで溶接が継続します。
Anti-Stick
溶接スタート時に溶接棒がくっ付きにくく良い溶け込みが得られます。
MAG
Kabelgeschwindigkeit
溶接する時にワイヤー速度を制御。電流が大きくなるとワイヤー速度が速くなる。
Gas mischen
ミクスガス溶接に対応でき、ビード外観が美しくて、スパッタの発生が極めて少ないです。(MIG半自動溶接のみ)
Zurückbrennen
溶接後のワイヤ先端の大きさを制御。再アークスタート性が向上。
Ortszeit
点溶接時の溶接時間を制御。
WIG anheben溶接
TIGトーチ(別売)を接続すればリフトスタート式のTIG溶接が可能。
主にステンレス・軟鋼の溶接に。
Essen
特徴
特徴01.
100V/200V兼用のマルチ溶接機
一台で半自動溶接(ノンガス・ガス・ミクスガス)/ 手棒溶接 / WIG溶接 と様々な溶接が可能。
※TIGトーチはオプション
特徴02.
シナジーモードを搭載・多彩な調整機能付
シナジーモードでは、溶接方式、使用する母材(材質/板厚)、溶接材料(径)を設定すると条件に適した出力電圧・電流が自動設定されます。
また、シナジーモードに加え、多彩な調整機能も液晶デジタルパネルで簡単設定でき、保存・呼び出しも可能。
特徴03.
ミクスガスMIG溶接
ミクスガス溶接に対応でき、ビード外観が美しくて、スパッタの発生が極めて少ないです。(MIG半自動溶接のみ)
特徴04.
薄板溶接に適応
薄板溶接に使用できるΦ0,6ワイヤに対応。
ノンガスでも板厚0,6mmからの薄板溶接が可能。(PF-04/PF-54軟鋼用ノンガスワイヤΦ0,6使用)
特徴05.
最先端なIGBTインバーターシステム
42〜52 kHzの逆周波数は溶接機の体積と重量を大幅に減少させた。
MIG/TIG溶接など、様々な溶接シーンで活躍します。
特徴06.
使用率オーバー防止機能付
過熱や過電流の場合では自動的に電源が切れます
配属品
MIG MB15ABトーチ、接地コード 、溶接棒ホルダーケーブル 、フラックス入りワイヤ0,8 mm、ガスホース、ホースバンド2個。
仕様
溶接可能板厚:MIG 1-10mm、Lift WIG 1.2-6mm、ARC/MMA 2-12mm。
適用溶接棒:1.4φ~3.2φ。適用ワイヤー:φ0.8/1.0。
FAQ
1,200Vで使用可能ですか?
単相200Vで使用可能です。
2.TIGのトーチは付属していますか?
HEBE WIGのトーチは別売りです。WP 17Vをおすすめします。
3.半自動でアルミの溶接はできますか?
この機種では対応出来ません。
4.ワイヤーの送り速度は変更できますか?
出力電流によって変わると、電流が大きくなり、ワイヤーの送り速度が速くなります。
5.ワイヤーは送れるがMIGで溶接出来ない
ご連続方式を確認してください。ノンガスMIG溶接する時、接地コードを陽極ソケット(+)に接続するだけです。ガスMIG溶接する時、接地コードを陰極ソケット(-)に接続します
MT-2000II についてお尋ねです。
Function descriptionを8 Flux-coreに設定し半自動ワイヤー溶接をしようとしても、火花が出ません。アースは➕に接続していますがダメです。アースを➖に入れ替えて接続しても火花は出ません。ワイヤーは、スムーズに出てきます。
購入した時は、アースを➕に接続して溶接できていました。
一方、棒溶接は問題なく出来ています。どこか故障したのでしょうか?
解決策をご教示下さい。
住所 日本国長崎県西彼杵郡長与町
氏名 久松 勝